乳歯列の治療に加えて、かみ合わせの問題が上あごと下あごの骨のアンバランスによるものは、小学生の時期からの治療が必要な場合が多くなります。
この時期に行う治療の目標はおもに以下のようになります。
① 上あごと下あごの不調和の改善
② 成長のコントロール
③ 永久歯の萌出スペースを作る
④ 悪習癖の改善
⑤ 筋機能トレーニング
具体的に治療が必要になってくる不正咬合には受け口、あごのずれ、開咬(前歯がかみ合わない)に加え、
叢生(永久歯の萌えてくるスペースの足りない歯のデコボコ)、上顎前突(出っ歯)、過蓋咬合(かみ合わせが深すぎる)があります。
例えば叢生(歯のデコボコ)については、犬歯が萌える10歳ころまでに歯列を拡げて永久歯の生えるスペースを作ることが重要になります。
それぞれの問題点がどこにあるのかで同じ不正咬合でも治療方法は変わってきます。まずはお早めにご相談ください。
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